素朴な疑問を持ち続けること

こんにちは

おおきまちの司法書士です。


12月に入り、上旬も終わろうとしています。

年末年始の休みを考えると、実質3週間ないですね。



今回は、仕事の話とは関係ない話です。

ノーベル医学生理学賞を受賞する、大隅良典東京工業大栄誉教授が

ノーベル医学生理学賞を受賞する前にストックホルム市内での

公式会見の際に、若い科学者に向けて「素朴な疑問を持ち続ける

ことが大事だ」とエールを送ったようです。


普段何気なく生活していると、ほとんどの事が習慣化して

ルーティーンになっていきます。

人の性質として、物事を効率化するために自動処理がなされる

ためのようですが、常識を疑ってみることはとても大切だと

思います。

法律関係の仕事をしていると、どうしてもAだからBになるのは

当然、のように論理的に考えてしまいますが、新しい産業や

研究は、常識を疑ってみることから始まるのかもしれません。


最近、少しずつ問題と言うか様々なところで話にあがって

来ているもので、コンビニやファミレスの24時間営業があります。

1970年代から始まったようですが、今ではどこでも当然の

ように24時間営業です。


先日、ロイヤルホストが24時間営業を止めて、定休日も検討

するとニュースになりました。

現代人は、24時間営業に慣れすぎているのかもしれません。

人件費や光熱費と実際の売り上げと比較して、本当に元が取れ

てるんでしょうか?

夜のシフトのアルバイトにしわ寄せが行ってるだけで、実際は

収益の面からも夜閉店しても問題ないかもしれません。

コンビニが24時間営業なら、スーパーは24時間営業で

なくても良いような気がします。

そもそも、コンビニも24時間営業が必要でしょうか。

都心の中心部ならまだしも、地方に住んでいると無駄な

気がします。


先日、知人に話していたことがあります。

「将来的にはコンビニは無人化できるよね。

駅の改札みたいに、スマホやコンビニ専用のカードタッチ

して入場し、決済も出る時にそれで済ませて、セルフレジ

で・・・」

と色々話していたら、その数日後にアマゾンが米でコンビニを

作ると言うニュースがあり、内容的にはほぼ一緒でした。

これくらいのことはやっぱりずっと前から考えてるよなと

思いながらも、常識を疑ってみることの大切さを実感した

瞬間でした。

 

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