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司法書士試験お疲れさまでした

こんにちは

おおきまちの司法書士です。

今日は暦上では七夕ですが、受験生にとっては
それよりも大切な大切な司法書士試験の本番でした。

受験生の方、本当にお疲れさまでした。

出来が良かった人も不本意だった人も、まずは
ゆっくり休んで1年の疲れを癒してください。

このブログでは、どうしたら合格できるか、
といった受験テクニックには触れません。

それは受験予備校や他の司法書士がブログ等で発信
していると思いますので。

今回は、司法書士試験の概要と最近の感想について
書きたいと思います。

今回のお話は一般の方には難しい話となりますので、
興味がありましたらお読みください。

司法書士試験は、年1回7月の第一日曜に行われます。
当日行われるのは、1次試験(午前の部)と2次試験
(午後の部)で、午前は2時間、午後は3時間の合計
5時間です。

午前は5択のマークシートで、35問、午後は5択のマークシート35問と、
「書式」と言われる登記の記述問題が2題の計37問です。

午前は民法・会社法等の実体法がメインで、午後は民事訴訟法、不動産登記法、
商業登記法等の手続法がメインです。

午後は、37問で3時間なのですが、これが時間が
たっぷりあるように見えてギリギリです。

特に記述問題は書く量が多いので、冗談ではなく
本当に腕がつりそうになります。(><)

旧司法試験の廃止に伴い、いわゆる旧司組が司法書士試験に流れ込み、
合格ラインがずいぶん上がった気がします。

合格率は大体2.7~2.8%(100人受けて3人弱)
くらいで横ばいですが、ここ数年の合格者は昔の
合格者よりもレベルは格段に上がっているんじゃないでしょうか。

合格最低点とは別に、基準点と言うのがありまして、
そのラインを超えないと合計でどれだけ合格点を
満たしていても不合格となります。

大学受験のセンター試験でも基準点はありますが、
あの基準点は2次試験を受けるためのものです。

その感覚で行くと、「6割くらい取ればいいのか?」と
いうことになりますが、司法書士試験では基準点の少し
上を取れば合格です。

基準点は、午前で大体8割(28問正答)くらいで、
ひどい時は29問まで行きます。

午後は、午前のマイナス2問くらいでしょうか。

このような基準点なので、
逆にいえば、ほとんどの人は足切りになります。
これは、書式の採点を一つずつするにはものすごい
労力がかかるため、ほぼ合格の人の答案用紙しか採点
しないと言う事です。

午前・午後のマークシートの基準点を超えて、
記述の採点対象となるのは、だいたい合格者の倍
くらいと言われています。

800人合格なら、1,600人といった具合です。

今年の出願者数を先ほど確認すると、
27,000人くらいでした。
2年連続で3万人を大きく割り込みましたね。

司法書士試験は、実務に直結する試験の性質上、
実務家登用試験の性格が強かったのですが、
最近は変わりつつあります。

細かい判例の知識が必要とされたり、推論問題の
多肢択一問題が増えたりと全般的には難化傾向です。

あまりの難化に、「やってられんわ」となって
受験者が減少しているのでしょうか・・・