こんにちは
おおきまちの司法書士です。
盆休みは大阪に帰省していました。
心機一転でがんばります。
久々に帰省したので、自転車で街中を散策していたのですが、
街並みも少しずつ変わっています。
一点は、子供の頃通っていた学習塾が閉鎖されていて、テナント募集の
看板が掲げられていたのは、軽いショックと寂しさを覚えました。
その塾は大手の塾ではなく、某大学の教育学研究サークルの
ようなものが運営していたのですが、教え方は上手だった
気がします。
塾生の人数もそれほど多くなく、すごしやすかったのですが、
塾の生徒がそれほど多くないと言う事は売上がそれほど上がって
いないと言う事なので、経営的に厳しかったのでしょうか。
ただ、かなり昔からあった気がしますので、30年くらい
続いていたのではないでしょうか。
最近は学習塾も大規模化で、個人で経営している塾は厳しそうです。
もう一つは、老舗の名門ホテルが取り壊されていました。
京都のホテルが、大阪にも出していたのですが、大阪の方は
経営状態が良くないらしく、閉鎖すると以前聞いていました。
閉鎖した上で、別のホテルが取得するかと思いきや、取り壊さ
れていたので驚きました。
自転車をこぎながら、「あれ?なんか見晴らしが良いな~」と
思っていたらホテルの建物そのものがなくなっていたと言う
ことでした。
大阪の地元は、人口規模で言うと35万人くらいの中核市ですが、
人口の割には観光産業に驚くほど力を入れていないように思います。
ビジネスホテルもおそらく市内で3件くらいと、
かなりアンバランスです。
諸行無常という言葉がありますが、まさにその通りで、
変わらないものは何もなく、変わらないように見えているものも
小さな変化を繰り返しながら同じ状態を維持しているように
感じられるのでしょう。
ずっとそこに住み続けていると逆に変化に気付かないですが、
たまに帰ると小さな変化であっても目につくように思えます。