こんにちは
おおきまちの司法書士です。
あっという間に9月上旬も終わりです。
最近、1カ月が終わるのが早すぎます。
今回は経済についての雑談です。
この頃、世界経済が変調を来しているようです。
アベノミクスの効果で円安・株高になっていましたが、
中国の上海市場から始まった世界同時株安は当然ながら
日本にも影響しています。
株価が乱高下するだけなら、株式投資をしていない大多数の
人には影響はないのですが、2008年のリーマンショックの
ような状況になるとそうは言ってられません。
当時も、アメリカのサブプライム問題が世界的な株安を
引き起こしましたが、株式だけでなく実体経済にも影響が
出ていました。
株価は景気の先行指標と言われていますが、なぜ株価が
暴落すると景気が冷え込むのかは当時は分からなかったのですが
工場での派遣切りなど、企業のリストラはすさまじい勢いで
進んで行きました。
株価暴落→消費の冷え込み→企業業績の悪化→リストラ→消費の悪化
この悪循環が不景気を作っていくようです。
今回の中国からの世界同時株安が、リーマンショックの
時のような事態になるのかは現時点では不明ですが、
都市圏を中心に少しずつ広がってきた景気のよい循環(地方には
あまり恩恵は来ていないようですが)がここで腰折れしない
ように期待したいです。