真田幸村

こんにちは

おおきまちの司法書士です。


いつのまにか11月で、近くの公園の木々も紅葉してきました。

最近はまた暖かくなりましたが、少し前は冷え込み、一気に

季節に進んだ気がしました。


今回はおすすめの本の紹介です。

最近、忙しくてなかなか娯楽系の本が読めない状況ですが、

久々に歴史物を読みました。

たしか、来年の大河は真田幸村が主人公でした。

2年に1回くらいは、女性を主人公にしていますが、

ネックは主人公の知名度が低すぎることでしょうか。


その点、真田幸村はかなり有名ですし、戦国物のゲームでも

主役級の扱いを受けているようです。

ちなみに真田幸村は、実名は信繁のようですね。

幸村の方がずっと有名な名前になっていますけど。

そういえば、武田信玄の弟も信繁でしたね。


真田家の家紋は六文銭ですが、いつ頃つかわれるようになったかは

諸説あるようです。

武田家滅亡の際に、幸村が上杉家の人質から帰されて親子で

上田城に籠った際に、永楽通宝を無地の旗に描きこませ云々の

説は、どうやら武田家滅亡時には上田城は存在しないので

その逸話はおかしいと言われています。

長篠の合戦は1575年、上田城の築城は1583年になっています。

仏教の六道銭をモチーフに、六文銭を家紋にしたとも言われています。

昔、この話をどこかの本で読んだことがあるので、

ずっとこれが由来だと思っていました。


かなりマニアックな話になりましたが、真田幸村と言えばなんと

言っても大阪冬の陣と夏の陣ですね。

のちに島津忠恒(家久)が、日本一の兵と評しているように、

大阪の陣では獅子奮迅の活躍をしたとされています。

当時の戦国大名では良くある話ですが、関ヶ原の合戦では

親子兄弟で西軍・東軍に分かれています。

関ヶ原の合戦時には、家を残す手段として、他家でもこれと

同様のことがありました。

この本は物語ではなく、検証し判明している事実を主に書いて

いるのですが、それを知った上で来年の大河を見るとより

楽しめるかも知れません。


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