その他

世界経済はそんなに悪いか

こんにちは

おおきまちの司法書士です。


気づけば5月も終わりが近づいてきました。

気象庁の3か月予報では、今年の夏は猛暑になるようです。

夏は暑く、冬が寒いと衣料品や季節物商品が良く

売れるようで景気的に望ましいみたいです。


5月は業務に関係ない内容が多いですが、来月からは

いつも通り業務に関しても不定期で取り上げていきます。

さて、今回はタイトルのとおり久々に世界経済に

ついて思うところを書いていきます。


伊勢志摩サミットが閉会しましたが、その時の声明で

気になるフレーズが出てきました。

「現状が、リーマン前に似ている」というものです。

新聞でもその根拠となるデータやグラフがいくつか

記載されていましたが、商品市況や経済成長率に関するもの

でした。

たしかに原油価格等の商品市況は冷え込んでいます。

原油については、先日1バレル50ドルを超えてきたので、

戻ってきている感じですが、その他は低い位置にあります。

ただ、グラフを見ると「リーマン前と似ている」とは言えません。


商品市況や消費の落ち込みはリーマンショックの後

あり、それまではむしろ高い位置にありました。

サブプライムローンはリーマンショックの少し前から

はじけつつありましたが、景気はそこまで悪くなく、

アメリカについてはバブル状態、日本もデフレ脱却ができ

そうなやや上向き状態、新興国はむしろ好調でした。


では、今はどのような状態かいうと、リーマン後にむしろ

似ています。かと言って世界経済が危機的な状態かと言う

とどうなのか?と印象を受けます。

世界の経済成長率が落ちてきていますが、そもそも成長

し続けないとやっていけない経済活動にどこか無理が

あるのではないかと思います。


日本の景気は、たしかに腰折れ感が出ています。

賃金が思ったより上がらず、その反面物価は上昇、

財布のひもを締めるから消費は振るわない・・・

失業率は18ぶりの低水準のようですが、給料があがって

いるのは東京をはじめとする人不足の一部地域です。


原油価格については、シェールガスとの関連もありますし、

以前が高すぎた面もあります。

鉄鋼の価格は、中国が過剰に生産を続けているため、

押し下げています。

リーマンショックの頃と同じような危機があるかというと、

ちょっと言い過ぎな気がします。

消費税の増税を先送りするために、サミットで材料が

ほしかったと言う見方もあるようですが、ないとも

言えないです。


不安定要素がないかと言うと、そうでもなくむしろ

山積状態かもしれません。

ただ、問題山積はいつの時期もそうであって、今に

限ったことではないです。


以前よりも世界経済は関連性を強めているため、

日本一国で頑張っても外部要因で景気悪化することも

あり得ますが、非正規雇用が多い現在の国内の雇用構造が

改善しなければ、消費は上向かないのではと思います。

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