さよならドットプリンター

こんにちは

おおきまちの司法書士です。

まだまだ寒くなったり暑くなったりが続きますが、

少しずつ暖かくなってきている気がします。


タイトルにもあるように、ドットプリンターと

さよならしなければならくなりました。

ドットプリンター

開業当初から使っていたものなので、約7年使用しました。

開業当初、ドットプリンターに費用をかけるのも

どうかと思ったので、中古で購入したものでした。

見た目はきれいで全然使えそうなのですが、電源を入れた

途端にピーピーと電子音が忙しなく鳴り響き、

エラーコードが出ます。

メーカーのサイトでも該当するエラーコードの対処法が

載っておらず、あるサイトでは電源を切って冷ますと、

使えることがある載っていました。

しかし、一向に改善せず断念しました。

司法書士事務所ならお馴染みのドットプリンターですが、

一般の方には、なんのことやら?ですね。

正式には、ドットインパクトプリンターと言うものですが、

司法書士事務所では担保の設定契約書や権利証の表紙に

印字のために使います。

通常のインクジェットやレーザーでは紙が厚すぎたり

逆に薄すぎたりすると紙詰まりをおこしてしまうような

紙質のものでも、印字することができるプリンターです。

本来の用途は、伝票の印字のためのものだと思いますが、

司法書士は昔からこのプリンターを使っています。

このドットプリンターですが、需要が一般的なプリンター

よりもはるかに少ないでしょうがものすごく高いです。

インクジェットの家庭用プリンターは1万円を切るものも

ザラですが、ドットプリンターは一番安くても4万円くらい

します。

しかも、4万円台のものは紙を巻いてしまうタイプのものです。

金融機関の設定契約書や権利証の表紙は巻いてしまうと

具合が悪いので、前面から給排紙でも前面から背面の給排紙

でも水平になっているものが望ましいです。

ローラーで巻くタイプのものでも支障なく使えていると

言う話を聞いたことをありますが、実際自分で試した

ことはありません。

A3の紙まで対応している必要があるため、それに合わせて

ドットプリンターを用意するとなると、安くても6万円台

くらいになります。

金融機関の設定契約書で、複写式の薄いものがあるのですが、

あれがなければ違う方法で対処もできるのではと思って

しまいます。

金融機関とそれほど付き合いはないので、設定の件数自体

少ないですし、さほど気にする必要はないのですが、ごく

まれに複写式に出くわすため、やむなくA3対応のものを

買いました。

複写式でなく、通常の契約書をインクジェットプリンターで

している事務所もあると聞いたことはあります。

A3対応のインクジェットプリンターは性能が良くなっているようです。

しかし、紙詰まりになるリスクを考えると契約書を

インクジェットプリンターに投入する気にはなれません。

 

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