本の題名はいまいちだが

こんにちは

おおきまちの司法書士です。

本当に久々の更新になりましたが、久しぶりにおすすめの本の紹介です。

 

原題は、「OUTLIERS THE STORY OF SUCCESS」となっているので、意味としては

天才の事を直接表しているわけではありませんが、通常一般から外れた状態にある人=天才と

しているようです。

 

この本では、様々な国の事例を基に、天才を育てるにはどうしたら良いかと言うことが

書かれています。

 

IQは知能指数であって、頭の良さを表すものではありませんが、ものもとのIQが高ければ、

そのまま天才になるのかと言うと、そう言う訳でもなさそうです。

子供の頃にIQが高かった少年少女の追跡調査の結果も載っていますが、かつて神童と呼ばれた子が

そのまますんなり天才となると言った結果にはなっていないようです。

その点は、感覚的にも何となく納得しました。

 

むしろ大切なのは環境(家庭環境・時代背景・景気の良し悪し・その国の制度等)と、努力(

実行する本人が努力と認識するかどうか別として)であるとしています。

少し例が多すぎて、若干冗長な印象はありますが、色んな国の事例が出ていて参考になります。

また、才能が特になくても、大概の事は一定のレベルまで到達できると言うのは朗報です。