こんにちは
おおきまちの司法書士です。
気づけば8月も最終週です。
小中学生の夏休みも終わりですね。
さて、今回は前回の続きで集中力を高める方法、
目標を達成する方法について書いていきます。
その方法についてですが、やることは非常に単純です。
目標を達成している姿を鮮明にイメージすることです。
ん、それだけ?と思われるかもしれません。
イメージするだけで目標を達成できるなら誰でもできる
と思うでしょう。
ただし、この方法には条件があります。
「実際に達成していることを具体的に鮮明にイメージできること」です。
要するに、例えば試験に合格して良かったねと言うだけでは足りず、
どんな場所でどんな状況であるかを想像できるくらいの具体性が必要です。
ロンドンオリンピックの際も、アスリートの集中方法やトレーニング方法について
特集を組んでいたニュース番組がありましたが、そのなかでも
同じ方法が取り上げられていました。
何の選手か忘れたのですが、その選手は目標を達成していることを日記につけていました。
将来の日記を今書くと言う作業は、なにも
知らない人からすると奇異に映るかもしれませんが、
それも目標を達している自分をイメージしやすくするための一つの方法です。
この方法は根性論でもなんでもなくて、脳科学的
にも正しいと実証されている方法のようです。
人の脳は、非常に応用力に富んでいて柔軟性があります。
そこで目標達成をしている自分を鮮明にイメージできると、
脳内物質が分泌されて活性化するそうです。
少し前に流行ったかも言葉かもしれませんが、
自分で自分をコーチする「セルフコーチング」の一種です。
昨年くらいに亡くなりましたが、ルー・タイスというアメリカ人が
編み出した手法だと言われています。
ただなんとなく思うのではなくて、強く具体的に思う必要があります。
受験生時代の最後の年に、この方法で我流でメンタルトレーニングしていましたが、
まず、合格していることを頭の中で映像化できるくらい繰り返しイメージします。
毎日勉強を開始する前に、自宅のパソコンで合格発表を確認し、受験番号が
載っていることを確認しながらガッツポーズをしている自分をほぼ毎日イメージしました。
受験番号は直前にならないとわからないので、適当な番号をあてはめました。
番号がわかってからはその番号でイメージするように
しました。
受験会場に行くルート、電車に乗る状況、試験中の様子などもイメージし、
それらは合格するための確認作業にしか過ぎないと思うようにしました。
それが功を奏したのかは結果論ですので効果について
検証することは難しいです(それをしなくても合格したかもしれません)が、
それでも結果を伴っているので、まったく無意味と言うわけでもありません。
ことわざでも、「念ずれば通ず」と言うものがありますが、
それをより具体的・科学的にやろうと言う手法でした。
試験物だけでなく、なんにでも応用できるようです(あまり応用できて
いませんが)ので、興味がある方は試してみてください。