気を引き締めねば

こんにちは

おおきまちの司法書士です。


土日でも、たまに事務所を開けて事務作業をすることがあります。

平日と違い電話がならないので、集中力を要する文書作成には

適している気がします。


どんな仕事でもそうだと思いますが、やることには責任が伴います。

ましてプロとしてして依頼を受けているのであれば、重大なミスは

許されません。

先日、そう言ったヒヤリとするような話を聞いたため、自分も気を

付けないと、と思いました。


人は、ミスをしないようにと注意している時は当然ながらミスは

少ないと思います。

ただ、「ミスったらあかん」と思いすぎている時はミスが

生じやすい気がします。

ボーリングでスプリット(両端にピンがある状態)の時に、見事に

真ん中に通すような感覚でしょうか。


ミスをするのはどう言う時か、少し考えてみます。

1.集中できていない時
 別のことを考えながら片手間ですれば、それはミスします。

2.締切までの時間が短すぎる時
 検討・判断する時間が短ければ、チェック項目から漏れてしまう
 事もあり得ます。

3.慣れてきた時
 車の運転でも、慣れてきた頃が危ないと言われます。

4.やり終えたと思った時
 実はまだ終わってなかったりします。

他にも当然あるでしょうが、大きく分けて、この4つに大半が

入ってくるじゃないでしょうか。


昔、中学か高校で吉田兼好の徒然草の一部が教科書に載っていた

と思いますが、その話もどんな時にミスをするのかが書かれていました。

植木職人の弟子が高い木に登って剪定している時、親方は登るときには

なにも言わず、降りるときに注意するように言っています。

その心は、物事をやり終えたと思っている時が、気が抜けて危ない

と言うことです。

90%終了していても、残りの10%でミスをすれば、

ミスはミスですね。


先日聞いた話は締切までの期間が短すぎるケースでしたが、

余裕を持ってできるように心掛けたいと思いました。

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