刺さる言葉とは

こんにちは

おおきまちの司法書士です。


事務所のすぐ近くに町立の図書館があるので、

毎週のように通っています。

法律系の本を読んで自己研鑽を積むのは当然ですが、

あまりそっち系の本ばかり読んでいると偏ってしまうので、

最近は全く関係のない分野の本もあえて読むようにしています。


先日、キャッチコピーについてのまとめ集のような

本があったので借りてみました。

「日本のコピーベスト500」と言う本ですが、

これは日本のトップクラスのコピーライターが、

印象に残ったコピーを選出すると言うものです。


一位は、「おいしい生活」だったと思いますが、

糸井重里さんのコピーです。

このランキングには糸井さんのコピーが上位に数多く

入っているのですが、直球でないと言うか良く考える

と意味がわかると言うもので、直観的には刺さる感じはありませんでした。


そんな中で、仲畑貴志さんという方が書いたコピーが

やたらと印象に残りました。

インデックスを見てみると、糸井さんと同じくらいの数が

入っていました。


この方が日本のトップクラスのコピーライターとは

不勉強な私は全くもって知りませんでした。

短いフレーズで、直観的に伝わる言葉を表現するのは

思っている以上に難しいことです。


相談時に、できるだけ法律的な専門用語を排して

わかりやすい平易な表現を使うようにはしていますが、

どこまでそれが成功しているかは専門家だけに見えにくく

なっているのかもしれません。


客観的な見地に立って、自分のやり方を絶対視せずに

物事をとらえることはとても大切な事だと思います。