司法書士ができること

雑種地と墓地

こんにちは

おおきまちの司法書士です。


今日はwindows10へのアップデートが開始になる日ですね。

法務省のソフト等の互換性の関係上、すぐにはアップデート

できませんが、ソフトが追い付いたら新しいのにしたいです。

今までは、アップデートは有償でしたが、今回は1年間は

一応無償となっています。

パソコンの出荷台数が減少し、スマホやタブレットの台数が

伸びる中で、戦略を方向転換しないとマイクロソフトと言えども

生き残っていけないと判断したのでしょう。


今回は少し専門的な話をします。

難しいと思われる方は読み飛ばしていただいて結構です。

数年前に、登記地目(土地の種類)が墓地ならば、登録免許税法

5条10号によって非課税と言うお話をしました。

最近、これをもう一段ひねったケースに遭遇しました。

地目については、登記地目の他に現況地目と言うものがあります。

登記地目が田畑等の農地のままであるのに、現況地目は家が

建っていて宅地評価されているとケースは昔から建っている

家ならたまにあります。


今回は、登記地目が「雑種地」で、現況地目は「墓地」と言う

ものでしたが、このようなケースであっても現況が墓地なので

登録免許税は非課税となるのか否かと言う問題です。

名寄帳にも記載されておらず、相続人からの聞き取りの中で

墓地があると言う事が判明し、登記簿を取ってみると表題登記

だけで甲区がありません。

土地の保存登記自体も珍しいですが、墓地で表題部だけは初めて

見ました。

ただ、登記簿では地目は雑種地となっています。

雑種地で評価が出ていれば雑種地として登録免許税を計算して

申請すれば良いかなと思っていましたが、現況は墓地で非課税で

出てしまっています。

では、この場合、登録免許税法5条10号の規定が使えるかと

言うとそうではありません。

近傍雑種地を役所に入れてもらおうと思ったのですが、近くに

雑種地がないので出せませんと言われてしまい、どうしたものか

と行き詰ったのですが、やはり調べてみると雑種地として評価して

登録免許税を計算しなければならないようです。

その旨を法務局に確認したところ、役所で非課税で出ていることが

分かる書面と、比準地を定めた書面をセットにして

出してください、との事でした。


つまり、現況が墓地であっても登記地目が墓地でない限りは

非課税にならず、評価額を調べる必要があると言う事です。

なかなかレアなケースでしたので、備忘録的にご紹介します。

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