こんにちは
おおきまちの司法書士です。
最近、ずっと本についての紹介ができていませんでした。
色んな分野の本を少しずつ読んではいるのですが、この頃
ペースが落ちています。
プロ野球は、阪神とソフトバンクの対戦が決まりました。
大阪の出身者としては、阪神に頑張ってもらいたい気持ちが強いですが、
ソフトバンクにも頑張ってもらいたいです。
どちらが優勝しても喜べます。
日本シリーズにちなんで、ではないですが今回ご紹介するのは
高校野球に関する本です。
観てませんが、ドラマ化もされました。
東京に開成高校と言う超進学高がありますが、そこの野球部が舞台となっています。
野球と言えば、守り勝つという言葉があるように、守備の練習に重きが
置かれているようです。
ただ、守備練習は地道な積み重ねが必要ですし、相当程度時間を投下しないと
効果として現れて来ないようです。
開成高校の野球部は、都心にあってグランドも狭いため、毎日練習はできず、
定期テスト前にも練習はできません。
限られた時間の中で、効率よく練習して強豪校がひしめく東京で勝つために、
監督が考えた戦略は「守り勝つ」の逆を行く「打ち勝つ」でした。
守備練習の時間を必要最小限にして、打撃練習に多くの時間を割くことにより
試合時には1回で5点以上取ったりして打線を爆発させると方法です。
野球部に所属していたわけではないので、詳しくはわからないですが、
かなり型破りな発想みたいです。
この本は、作者が部員や監督に取材して、開成野球部の試みが成功するのか
どうかを見守るという、ノンフィクションです。
ページ数も少なく、サクッと読めますし、超進学高の開成高校の生徒が
普段考えていることを垣間見える点も新鮮です。