こんにちは
おおきまちの司法書士です。
2月3月はバタバタでブログの更新も長らくできませんでした。
同時並行で進める案件の件数が多いと、なかなか大変です。
最近、相続の相談が以前よりも目に見えて多くなりました。
相続関係で法改正があったすれば相続税の部分ですが、
この改正が影響しているのかもしれません。
以前なら相続税がかからなかった案件も、不動産に預貯金が
あれば課税対象になるようになって来ています。
田舎の方なので不動産の相続財産としての評価は高くはないのですが、
預貯金や株式・国債・生命保険等を合算すると相続税がかかることは
あり得ます。
また、相続人の数が少なければ頭数の基礎控除も少ないので
課税対象になりやすいです。
以前は相続登記の依頼で来られても、相続税は基本的には気に
しなくても問題ありませんでしたが、今後は課税対象者が増える
ようですので、税理士を紹介することも必要になって来そうです。
改正がなされる前でもそうでしたが、たまに相続が発生したら
必ず相続税を納めないと思っている方がいますが、基礎控除の部分で
かかっていなければ相続税はかかりません。
今回の改正で、課税対象者が増加しましたが、ほとんどの人は
対象外です。
ただ、基礎控除が以前の6掛けになっただけで、随分
影響がありそうです。